競売の任意売却解決事例をご紹介します。
「競売」になったとしても、「任意売却」は可能です。
解決事例をご紹介します。
競売の任意売却解決事例①
「妻と性格の不一致から離婚し、お互い家を出たため僅か2年で空家になってしまった・・・」
井川様(仮名)
地 域
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関東
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都 道 府 県
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千葉県
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物 件 種 別
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戸建
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職 業
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会社員
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年 齢
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26歳
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残 債
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2,800万円
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売 却 額
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2,600万円
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ご相談内容
ご相談者様はご結婚とほぼ同時に千葉県の郊外に新築一軒家を購入されました。幸せな生活もつかの間、奥様と性格の不一致から離婚され、お互い家を出られたためわずか2年で空家になってしまったとの事。
競売の申立ての決定の後ですが、任意売却は可能でしょうか?
新しい家族もいますのでは破産はしたくないのですが、大丈夫でしょうか?との事でした。
解決方法
先ず、任意売却は競売の申立てから競売開札まで同時並行でも活動できる旨をご説明し、弊社が様々な債権者との交渉を数多く経ていることをご理解いただき、債権者との交渉に入りました。
解決結果
販売活動の方は、最寄の駅からバス便という郊外からか、なかなか成約にたどり着けませんでした。
ですが、販売開始して2月が経ったころ、隣町にお住まいのご夫婦に気に入っていただき、お話がまとまりました。債務の残代金も債権者の信頼からか余裕ある分割返済でまとまりました。
今では、離婚の調停も終盤を迎え、相談者様は新しいパートナーと愛らしい赤ちゃんと新しい生活を送っておられます。
競売の任意売却解決事例②
「経営している会社が提携会社の倒産のあおりを受けて、経営が立ち行かない状態。住宅ローン滞納より、金融機関から代位弁済通知が届いた」
吉岡様(仮名)
地 域
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関東
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都 道 府 県
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茨城県
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建 物 種 別
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戸建
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職 業
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会社代表
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年 齢
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52歳
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残 債
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6,800万円
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売 却 額
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3,200万円
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ご相談内容
会社が取引先の倒産の煽りを受け、会社が立ち行かなくなってしまいました。
何とか頑張っていたものの、住宅ローンの返済を滞納してしまい、代位弁済通知というものが来まして、競売になるとその通知には書いてあります。どうしたらいいでしょうか?との事でした。
債権者への早急な対応が求められますので、至急にお会いさせて頂くことを理解して頂き、その日のうちにご相談者様のもとへ駆けつけました。
解決方法
先ず、競売を回避するために、債権者にすぐに連絡を入れ、任意売却の申し出をしました。債権者に交渉し、任意売却の期間を設けてもらい、競売の申し出を延期してもらいました。
次に、ご相談者様のご希望に沿えるよう、提携の弁護士事務所にご一緒して会社の立て直しの件を法的な方法で解決することを弁護士に依頼しました。
解決結果
ご相談者様のご自宅は、市街化調整区域で自然豊かな地域にございました。ですので、販売は長期化することを恐れましたが、販売開始して2週間で、地元の不動産業者から購入の申し込みが有りました。
行政機関の差押の解除を交渉し、解除するための金銭の確保をご相談者様に負担をかけぬよう、債権者に負担してもらう交渉をしました。
結果、差押解除と金銭の確保もうまく話がまとまり、無事決済の運びとなりました。債権者に引越し代も多く控除してもらい、お引越しするための金額も確保できました。
今では、不動産は無くなってしまいましたが、弁護士の法的な手続きの元、会社の再建に忙しく動き回っておられます。
競売の任意売却解決事例③
「うつ病が悪化し、余儀なく転職することになり、収入が激減。住宅ローンを滞納し、期限の利益喪失の通知が届き、続けて競売にするとの通知が届きました・・・」
野間様(仮名)
地 域
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関東 |
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都 道 府 県 | 埼玉県 |
建 物 種 別 | 戸建 |
職 業 | 会社員 |
年 齢 | 44歳 |
残 債 | 2,800万円 |
売 却 額 | 2,300万円 |
ご相談内容
35歳で3,500万円の住宅ローンを組み、一戸建てを購入しました。総務部に所属していましたが、会社の経営統合により勤務体系が変わりストレスを慢性的に抱える状態になりました。
我慢をして必死に働いてきましたが、体調が悪くなり、仕事に行くのが難しくなり、病院に行ったところ、診断の結果はうつ病でした。
うつ病は悪化していき、退職を余儀なくされました。転職することはできましたが当時の収入よりも大幅に減ってしまい住宅ローンの返済が困難になり、「期限の利益の喪失」通知が届き、競売にするとの通知が来ました。どうしたらよいでしょうか。
解決方法
ご自宅に伺い、現在の状況、今後のご希望を伺い、支払いは難しい状況と判断され、現状の支払いを続けていくことは困難であるという結論になりました。
自己破産をしてしまうのは避けたいというご希望があったので、収支のバランスを見直し、家賃の安い賃貸物件に引越しができれば自己破産は避けられると判断いたしました。
生活を立て直しすことで金銭的ストレスから開放され、前向きに今後のことを考えられるようにすることが最善であるとご提案しました。
解決結果
抵当権者の銀行へ連絡し、生活状況の変化を説明した後、この状況では支払い困難ということをわかってもらい、任意売却に協力いただくことに成功し遅延損害金などについて交渉をして少しでも債務を減らすことで販売活動を開始しました。
3ヶ月で無事に任意売却が成立し、家賃の安い賃貸物件に引越しすることができました。
お金や借金のストレスが解消されたことが大きかったのか、うつ病の状態も大分良くなり、人生に前向きになったとのことです。
競売の任意売却解決事例④
「腎臓を患い週3日人工透析を受けに行ってます。今はアルバイトと妻のパートで生計を立てましたが、離婚することになり、行き詰ってしまいました。」
館川様(仮名)
地 域
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関東
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都 道 府 県
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埼玉県
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建 物 種 別
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戸建
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職 業
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アルバイト
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年 齢
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58歳
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残 債
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1,500万円
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売 却 額
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800万円
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ご相談内容
以前は正社員で働いていましたが、腎臓を患い仕事を辞めました。今は週3日、車で片道1時間かけて人工透析を受けています。当然、仕事はアルバイトしかできません。
今までは妻が働いてくれていたおかげでなんとか生活はできていましたが、この度、私のことをきにしながらも、離婚することになりました。
住宅ローンの支払いもさることながら、生活が立ち行かないので、弁護士の紹介をして欲しい。
解決方法
ご面談の後、弁護士を紹介し、法テラスで手続きを進めていきました。
通常は住宅ローンの滞納は3回以上しないと債権者の同意は得るのは難しいのですが、今回、弁護士より受任通知を出してもらうことで住宅ローン滞納1回だけで、債権者の同意が得られました。
ただ、こちらの債権者は任意売却期間を設けてもらえず、競売の手続きを進めるので、その間に納得できる金額で売却できるのであれば、応じるというスタンスでした。
解決結果
物件は山間部にある10戸程の集落のうちの1軒でした。最寄駅からバスは無く、車で15分程かかる立地でした。分譲会社から新築で購入しましたが、当初から未登記部分があり、建築確認済証はありませんでした。
後から知ったそうですが、購入した不動産会社は評判が良くないらしく、地元では少し有名だったそうです。物件自体は角地の5LDKで魅力はあるのですが、利便性が非常に悪い点と未登記部分があることで、客付けはできず、結局、競売になってしまいました。
事情をご理解されているお知り合いの紹介で、以前住んでいた静岡県でアルバイトさせてもえそうとのことでした。病院も徒歩圏内らしいので、次の生活を楽しみにされていました。
競売の任意売却解決事例⑤
「独身の時に購入した収益物件の賃借人が退去し、新しい入居者も見つからず、貯金を切り崩しながら支払い続けたが、住宅ローンと管理費の滞納が始まり・・・」
青木様(仮名)
地 域
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関東
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都 道 府 県
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東京都
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建 物 種 別
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収益マンション
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職 業
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主婦
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年 齢
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34歳
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残 債
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1,700万円
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売 却 額
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1,400万円
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ご相談内容
独身の時にワンルームマンションを購入し、住んでおりました。
結婚をし、そのワンルームマンションを収益物件として管理していましたが、賃借人との契約が終了してしまい、新しい入居者は見つかりませんでした。
子供が出来た事で働けなくなり、主人には迷惑かけられないと、独身時代の貯金を切り崩しながら、ワンルームマンションの住宅ローンを払い続けてきました。
しかし長くは続かず、住宅ローン・管理費等の滞納が始まり、競売の申し立ての通知が届きました。
解決方法
早速お住まいの地域のファミリーレストランで任意売却の流れや、メリット、デメリットを説明し、ご理解をいただき任意売却に着手しました。
解決結果
弊社提携の投資家に紹介し成約することが出来ました。
ご主人に内緒にされていた為、メールで相談を受け、自宅以外で打ち合わせをさせていただきましたが、早々に成約に至り喜んでいただきました。
現在は残った債務を、債権者と話し合いの上、無理のない範囲で返済されています。
競売の任意売却解決事例⑥
「ネットの普及のせいで売上は年々減少して・・・他に借金もあるが破産はしなくない・・・」
窪塚様(仮名)
地 域
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関東 |
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都 道 府 県 | 神奈川県 |
建 物 種 別 | マンション |
職 業 | 自営業 |
年 齢 | 62歳 |
残 債 | 700万円 |
売 却 額 | 500万円 |
ご相談内容
昔はアパレル会社に勤めてましたが、30年程前から自営で衣料店をしています。
昔は年に何回もアメリカに直接買い付けに行くほど儲かっていたが、ネットの普及のせいか売上が年々落ちていき、事業用だけでなく生活資金も含めて3社から借り入れしており、滞納しては返済する生活になってしまいました。
住宅ローンは後回しになりがちだったため、とうとう期限の利益の喪失となりました。店はたたみたくないので、相談にのって欲しい。
解決方法
面談し、収入と支出のバランスは破綻しているので、今のお仕事で先の見通しがついていないのであれば、お店をたたんで仕事を探されることを提案しましたが、どうしても辞めたくないとのことでした。
一人なので今借りている店舗の2階部分に寝るところがあるので、住むところはなんとかなるとのことでした。
覚悟を決めていらっしゃるようでしたので、これ以上はこの件には触れず、任意売却に着手しました。
解決結果
物件は駅からバス利用となる高台にあるマンションの2階部分でした。前の道を挟んで墓地があり、内覧された方からはそれを理由にお断りされることが多く、販売は苦戦し、債権者から設けてもらった半年の任意売却の期間も終わり、競売の申立てをされました。
競売の手続きと並行しての任意売却になりましたが、引き続き販売活動を頑張り、裁判所の執行官の現況調査が終わって間もなく、購入者が見つかり早急に話を進め、入札開始までに決済まですることができました。お店は相変わらず、うまくいっていないと笑顔でおっしゃていました。
競売の任意売却解決事例⑦
「お金に関することは全て妻任せで・・・ところが、住宅ローンは半年以上も支払ってなくて・・・」
井内様(仮名)
地 域
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関東 |
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都 道 府 県 | 千葉県 |
建 物 種 別 | 戸建 |
職 業 | 会社員 |
年 齢 | 29歳 |
残 債 | 3,400万円 |
売 却 額 | 3,000万円 |
ご相談内容
支払い関係は妻に任せっきりで、気が付けば住宅ローンを半年以上滞納しています。妻を問い詰めたら、他にも借金があるとのことでした。家の件が片付いたら、離婚しようと思ってます。
銀行からの督促状も受け取っていないので、保管期間は過ぎていると思います。
自宅まで誰か来て扉を叩いたり、ドアノブを回したりということが何回かあり怖いです。もう家を出て行きたいと思っており、相談に乗って欲しいです。
解決方法
まず、銀行に連絡して現状を確認してもらいました。現在、競売の手続きをしているとのことで、任意売却はしても良いが、任意売却の期間はもらえませんでした。
競売の手続きと並行しての任意売却で販売開始しました。債権者とは販売価格についての協議は応じてもらえず、購入者がでてきたら、価格を見て判断するとのことでした。
解決結果
室内の状態が比較的良かったので、物件の査定を相場より若干高めで販売開始しました。
値段交渉が入りましたが購入申し込みがあり、債権者とその価格で交渉したところ、応諾してもらえ、無事に決済まですることができました。
奥様とは別居しているとのことでしたが、ご主人名義のカードで数十万円分の買物されていたらしく、決済の時点ではまだ離婚について協議中とのことでした。
競売の任意売却解決事例⑧
「3年前、会社員をしていました。妻がくも膜下出血を患いまして、私もうつ病になり、仕事を退職しました。競売になり、もう後がなくなりました。リバースモーゲージや不動産担保ローンを申し込みましたが、断られました・・・」
西宮様(仮名)
地 域
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関東 | |
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都道府県 | 東京都 | |
建物種別 | マンション | |
職 業 | 無職 | |
年 齢 | 59歳 | |
残債/売却額 | 400万円 | 800万円 |
家賃(賃貸契約) | 6万円(定期賃貸借) |
ご相談内容
3年前、会社員をしていました。妻がくも膜下出血を患いまして、看病と、仕事と、当初、両立していたのですが、私もうつ病になり、仕事を退職しました。
2年間は貯金で生活費と、住宅ローンを賄っていたのですが、介護のお金などで貯金がつきました。
競売になり、もう後がなくなりました。もっと早めに相談すればよかったのですが、私自身の体調も芳しくなく、日にちが過ぎてしまいました。
引越しは避けたいので、リバースモーゲージや不動産担保ローンを申し込みましたが、私が無職という理由で断られました。何か対策は策はありますか。
解決方法
所有権を手放さない形での解決を望んでおられましたので、提携のノンバンクに不動産担保の申し込みを入れましたが、断られました。
家族間売買で息子様への売却も提案しましたが、息子様が社会人1年目ということもあり断念せざるをえませんでした。
競売になっていることと、無職であることがネックになっていましたので、最後の手段としてリースバックを承諾いただきました。
ご相談者さまの感想
銀行やノンバンクに断られてもう駄目だと思いましたが、相談してよかったです。
リースバックで、所有権は手放しますが、2年経てば息子も住宅ローンが組めるようになりますので、買戻しを考えています。
まずは競売にならずに住んで良かったです。迅速に動いていただいて感謝しております。
競売の任意売却解決事例⑨
「自営がうまくいかず競売で落札されてしまいました。子供の学校のこともあり、引越ししたくないので、このまま住む方法はないでしょうか・・・」
平原様(仮名)
地 域
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関東 | |
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都道府県 | 神奈川県 | |
建物種別 | マンション | |
職 業 | 自営業 | |
年 齢 | 43歳 | |
残債/売却額 | 2,400万円 | 1,700万円 |
家賃(賃貸契約) | 14万円(定期賃貸借) |
ご相談内容
自営がうまくいかず競売で落札されてしまいました。子供の学校のこともあり、引越ししたくないので、このまま住む方法はないでしょうか。
解決方法
今まで、まじめに住宅ローンを支払っておられたので、残債よりも高価買取させていただきました。
お手元に残った部分で教育資金も一部完済されて、有意義な生活に戻られました。
ご相談者さまの感想
今まで、月々の支払いの苦しさがウソの様です。気持ちがずいぶん楽になりました。
将来は、子供が買戻ししてくれると言ってくれていますので、本当に良かったです。