病気で住宅ローンが払えない方のための任意売却メリットと手続きガイド

病気になり、住宅ローンを払えなくなった場合の解決策

急病や持病の悪化などは誰にでも起こりうる事であり、そうなった場合どうすれば良いのかを知っておくことは将来の見通しを立てるためにも大切です。

この記事では任意売却コラム編集部が任意売却取扱主任者監修の元、怪我や病気で収入が減少し住宅ローン返済が困難になった場合の解決策をまとめました。

お急ぎの方や「自分の場合はどうすれば良い？」など個別のケースについて質問がある方は下記のボタンより無料相談を活用下さい。個別のケースごとの解決策をベテラン相談員が回答しています。

 

任意売却とは？

任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった場合に、債権者（金融機関など）と合意の上で行う不動産の売却方法です。通常、住宅ローンの返済が滞ると、金融機関は競売を通じて不動産を強制的に売却することがありますが、任意売却では、売主が自らの意思で不動産を売却し、売却価格を決定することができます。

▼詳しい解説を知りたい方は、任意売却の詳細解説ページを参照下さい▼

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通常の不動産売却と何が違うのか？

通常の不動産売却の場合は、住み替えやライフスタイルの変化などで売主が不動産業者に依頼し、希望価格で市場に出し、買い手を探します。金融機関の同意は必要なく、住宅ローンの残債より高く売れた場合は差額の利益を得ることができます。また、住宅ローンの残債より低くなってしまった場合は、差額分を現金負担しなければなりません。

任意売却の場合は、住宅ローンの残債より売却価格が低くなってしまう場合でも、金融機関の同意を得て差額分を現金負担することなく、分割で返済していくことができます。

これが大きな違いとなります。

病気により住宅ローンの返済が困難になったら

病気が及ぼす経済的影響は辛いものです。持病の悪化や急病で収入が途絶えてしまうと住宅ローンの返済どころか日々の生活にも影響し、気が休まらなくなってしまうのも仕方ありません。

貯金も底をついてしまった場合はどんな解決策があるのかを見て行きましょう。

１.加入している保険を利用する

生命保険に加入していたり、住宅ローンを組んだ当初に団信保険に加入していた方は、保険の保障内容を確認の上、速やかに保険会社に相談しましょう。

見舞金や保険金が降りることで住宅ローンの返済目途を立てられるケースがありますし、住宅ローンの残債が免除になるケースもあります。

２.住宅ローンを組んだ金融機関に相談する

保険に加入していない場合は、まず住宅ローンを組んだ金融機関に返済目途について相談してみましょう。

会社によっては返済の計画を調整してくれる場合もあります。ご自分で金融機関に電話をするのが不安な方は弊社の相談員が無料で電話代行も行っていますので、お気軽にお声掛け下さい。

 

任意売却のメリットとは？

病気で働けない場合に任意売却をするメリットを見て行きましょう。

１.住宅ローンの重荷から解放される

自宅を売却することにはなりますが、金融機関から督促をされたり、競売で強制的に家を差し押さえられて行く当てが無くなる前に売り、住宅ローンの重荷から解放されることは精神的な負担が大幅に減らせると言えるでしょう。

２.治療に専念できる

任意売却で住宅ローンの重荷から解放されることが出来れば、目の前の課題のうち大きな１つが解決され、治療に専念する心のゆとりが出てくるかもしれません。

「身体は資本」という言葉があるように、まずは身体が大切です。

住宅ローンの悩みを一旦生産して、治療に専念することで回復し、また家を買い戻すリースバックという方法もあります。

任意売却にデメリットはあるのか？

任意売却は住宅ローンを払えなくなったり、払えずに競売にかけられてしまった時のための解決手段になるので基本的にデメリットになることはありません。

ただ、任意売却の知見がある不動産会社というのは世の中に多くはないので、良い業者を見つけられなかった場合、不本意な売却になってしまうことはデメリットと言えるでしょう。

不本意な売却をしないためには

• 任意売却専門の不動産会社から選ぶ(通常の不動産売却とは違う知識が必須のため)
• 返事が遅い担当者に当たったら思い切って不動産会社を変える(他の売却案件を優先して、きちんと相談者の意向を汲んでくれていない場合がある)
• 日頃から弁護士や司法書士などと連携している不動産会社を選ぶ(任意売却の話が来てから連携するのでは遅く、競売が執行されてしまうことがあります)

この3点が重要になります。

▼任意売却に強い不動産業者を見分ける方法の詳細についてはコチラの記事を参照下さい▼

関連記事：意外と知らない？任意売却に強い不動産会社の選び方と損をしないためのチェックリスト

任意売却の手続きについて

任意売却は通常の不動産売却よりも手続や必要書類の準備が複雑になります。債権者によって状況は異なりますが

「任意売却」にかかる期間は、概ね1ヶ月～6ヶ月です。

「競売」を申立てられても、競売期間（5ヶ月～6ヶ月）と並行して、販売活動は継続できます.

最低でも競売の申立て前であれば、期間は6ヶ月～11か月の販売期間があります。

この期間内に必要書類を揃え手続きを済ませるというスピード感は通常の不動産会社では難しい部分がありますので、専門の不動産会社を選ぶことはやはり大切であると言えるでしょう。

テスコーポレーションはスピード感をもって任意売却を進めます

難しい手続きに時間がかかってしまい、競売で家を売られてしまうというのは不本意なことですよね。

テスコーポレーションでは相談者様の意向を汲みながら最大限のスピードで任意売却を進めています。

もちろん、ご納得の上で進められるように任意売却しなくても良いケースの場合は別の解決策も提示しています。

病気や事故、怪我などの困難は誰にでも起こりうることです。

そこから住宅ローン返済が困難になってしまった場合、どんな解決策を取ることができるか？

豊富なノウハウを活かして解決パターンを提案しておりますので、是非お気軽にお困り事をご相談下さい。