「うつ病が悪化し、余儀なく転職することになり、収入が激減。住宅ローンを滞納し、期限の利益喪失の通知が届き、続けて競売にするとの通知が届きました・・・」
地 域
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関東 |
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都 道 府 県 | 埼玉県 |
建 物 種 別 | 戸建 |
職 業 | 会社員 |
年 齢 | 44歳 |
残 債 | 2,800万円 |
売 却 額 | 2,300万円 |
ご相談内容
35歳で3,500万円の住宅ローンを組み、一戸建てを購入しました。総務部に所属していましたが、会社の経営統合により勤務体系が変わりストレスを慢性的に抱える状態になりました。
我慢をして必死に働いてきましたが、体調が悪くなり、仕事に行くのが難しくなり、病院に行ったところ、診断の結果はうつ病でした。
うつ病は悪化していき、退職を余儀なくされました。転職することはできましたが当時の収入よりも大幅に減ってしまい住宅ローンの返済が困難になり、「期限の利益の喪失」通知が届き、競売にするとの通知が来ました。どうしたらよいでしょうか。
解決方法
ご自宅に伺い、現在の状況、今後のご希望を伺い、支払いは難しい状況と判断され、現状の支払いを続けていくことは困難であるという結論になりました。
自己破産をしてしまうのは避けたいというご希望があったので、収支のバランスを見直し、家賃の安い賃貸物件に引越しができれば自己破産は避けられると判断いたしました。
生活を立て直しすことで金銭的ストレスから開放され、前向きに今後のことを考えられるようにすることが最善であるとご提案しました。
解決結果
抵当権者の銀行へ連絡し、生活状況の変化を説明した後、この状況では支払い困難ということをわかってもらい、任意売却に協力いただくことに成功し遅延損害金などについて交渉をして少しでも債務を減らすことで販売活動を開始しました。
3ヶ月で無事に任意売却が成立し、家賃の安い賃貸物件に引越しすることができました。お金や借金のストレスが解消されたことが大きかったのか、うつ病の状態も大分良くなり、人生に前向きになったとのことです。