「十数年前に離婚して新しい家庭を築いているのに突然、督促状が届いて驚きました。このことは今の家族には知られたくない。」
地 域
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関東 |
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都 道 府 県 | 千葉県 |
建 物 種 別 | マンション |
職 業 | 主婦 |
年 齢 | 47歳 |
残 債 | 2,000万円 |
売 却 額 | 1,900万円 |
ご相談内容
十数年程前に離婚してほどなく再婚して新しい生活をしている元奥様より、元ご主人が住宅ローンを滞納して金融機関から連帯保証人である元奥様のところに督促状がきているので、元ご主人に払い続けさせるか、任意売却をさせるようにして欲しいとのご相談。
今のご主人にこのことを話さない、元ご主人には今の苗字や住所を絶対に言わないという条件で、元奥様と面談することができました。
解決方法
元奥様と駅前の喫茶店で面談を1回だけし、以降はメールでのやり取りで進捗報告をしました。
今後も金融機関からの書類は元奥様宛てに、何通か届くことを説明するが、そこは大丈夫とのことでした。元ご主人の現在の生活状況はわからず、電話番号もわからないとのことでしたので、教えて頂いた住所に事情を説明した手紙を送らせて頂きました。お手紙を出しても反応がないため、いらっしゃるであろう日時に何度かマンションにお伺いしましたが、接触できませんでした。
最初のアプローチから2ヶ月位して元ご主人から連絡がありました。期限の利益の喪失通知が届いたので、相談したいとのことでした。
元ご主人と面談し、生活状況はしんどいがどうした良いかわからなかったので、放置していたとのことでした。
任意売却についての説明と事前に物件の査定をしたところ、残債と近い金額で売却できそうであることを説明すると、それで進めて欲しいとのことでしたので、元奥様に報告し、着手しました。
解決結果
債権者は取り扱いの多い住宅支援機構だったため、決まった手続きを踏まえて進めていきました。
最寄駅からほど近いマンションで室内状況はあまりよくありませんでしたが、立地条件と上層階で眺望もよかったため、販売開始後すぐのお客様で決まりました。
残債の額と販売価格が近かったので、残債は100万円程度で済み、元ご主人も今後の生活の見通しがついたので、安心された様子でした。
元奥様も決済まで今のご家族に知られることなく済み、元ご主人にも今の生活のことは知られずに済んだので、安心されたご様子でした。