差押えとは
大まかに区分しますと
1、国家権力によって、特定の物や権利について私人の処分を禁止する行為。
2、民事執行法上では、私人の金銭債権について、国の執行機関が債務者の財産の事実上・法律上の処分を禁止する行為。
3、行政法上では、国税滞納処分の一つとして、滞納者の財産を強制的に取得する行為。
4、刑事訴訟法上では、証拠物や没収すべきものを裁判所が強制的に取得する裁判。また、その執行。 になります。
ご相談者様からからよくお受けするご相談は、
「金融会社から不動産に差押えが…」
「市役所から不動産に税金の差押えが…」
「給与を差し押さえられて住宅ローンが払えなくなって…」
等です。
差押えの対処法として
差押えに異議がある場合は、法律で異議を申し立てる制度を設けています。こちらは細かく分類されていますのでまたの機会にご紹介させていただきます。
差押えが正当であった場合は、弁済による解決、任意整理による解決、自己破産による解決しか手立てがございません。
任意売却においては
債権者、差押えの状況等によって、どの選択が最も有効か、また、ご相談者様のご希望に添えるようアドバイスさせていただきます。
債権者によって様々ですが、委任状をいただき代理交渉させていただいたり、交渉の際にご同席させていただいたりしてより良い解決のお手伝いをさせていただいております。
差押えを受けないためには
債務を返済する意思表示を明確に表示することです。金融機関、税務機関でも同様で、分割返済の計画を提示し、できる限り債務の返済を行っていく意思を伝えることで差押えを回避できる可能性がございます。
「差押えを受けそう…」
「税金が払えてなくて…」
「住宅ローンが払えてなくて…」
等のお悩みがございましたら、差押えを受ける前に、早めのご相談をお待ちしております。
投稿者プロフィール
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株式会社テスコーポレーション 営業部部長
宅地建物取引士・任意売却取扱主任者・競売不動産取引主任者・賃貸不動産経営管理士・マンション管理業務主任者
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