「共有名義で購入しましたが、離婚に伴い妻が先に家を出て住宅ローンをの支払いに協力してもらえず・・・」
地 域
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関東
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都 道 府 県
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神奈川県
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建 物 種 別
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戸建
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職 業
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公務員
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年 齢
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31歳
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残 債
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3,200万円
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売 却 額
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2,100万円
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ご相談内容
共働きで年収は二人合わせて1,000万円以上あり、郊外の閑静な住宅地に新築の一戸建てを購入しました。
支払いで困ることは全く考えたことはなかったのですが、住みだして2年位で離婚の話になり、妻はすぐに出ていき、私一人で住み続けるには4LDKはあまりに広く、住む場所はお互いの職場の真ん中にしようということで決めたので、職場近くの一人暮らしに合ったところにしたいと思っています。
何より他にカードローンがあり、住宅ローンの支払いがしんどいので、どうにかならないでしょうか。
持分は妻と2分の1ずつありますが、妻は私が住んでいるからと、住宅ローンの支払いに協力的ではありません。仕事の関係で破産もできません。
解決方法
元奥様とは元ご主人と別に面談し、住宅ローンの支払いが滞るとどうなるのかを説明しました。
奥様は状況をご理解いただきましたが、奥様もご主人に内緒でカードローンの返済があって、ご主人と一緒に住宅ローンの支払いはしんどいとのことでした。
奥様も仕事の関係で破産ができないので、どうしたらよいかと相談されました。お二人に任意売却の話を説明し、ご自宅の売却後の残債は月々支払える金額で支払えば大丈夫と説明するとお二人ともホッとした様子でした。
解決結果
まずは、元奥様が出ていかれてから、カードローンで借りて住宅ローンを補填していたので、カードローンの借り入れは止めてもらいました。
翌月から滞納が始まり、金融機関に現状を説明して返済ができないので、売却して返済したい旨を伝えてもらいました。2回程、お二人で金融機関に呼び出されましたが、金融機関も任意売却に同意してもらえました。
金融機関から任意売却の期間は3ヶ月設けてもらいましたが、物件の外観、内装ともにセンスのある築3年程度の築浅物件だったので、販売して2ヶ月で契約となりました。
売却後の月々の返済額も返済可能な金額だったので、お二人ともやっていけそうですと、気持ちを切り替えて新たな生活を踏み出されました。