サブリースとは
不動産の又貸し、転貸のことを言います。
不動産賃貸においては転貸を目的とした一括借上(いっかつかりあげ)のことをサブリースと言うことが多く言われます。
物件の所有者がサービサーフィーを支払って運営代行を委託し、サブリーサーは物件を円滑に運営します。
通常、オーナーは管理会社に、賃貸人の募集、管理業務や集金代行業務、建物の維持保全管理業務などを依頼し、管理費を収めます。
管理契約内容によって、どの業務をどこまで管理するか詳細に決めたうえで管理業務を行っていきます。
サブリースの場合は、管理会社とは違い、所有者とサブリース会社は賃貸人と賃借人の関係になります。サブリース会社は物件の管理をするのではなく、物件を借り受け転貸します。
メリットは以下のものがあります。
- サブリース会社が一括管理してくれるため、知識がなくとも賃貸物件を建てる事ができる。
- 転借人に対しての対応は全てサブリース会社が行なうため、オーナーが対応しなくてもよい。
- 空室があっても空室分も保証され、オーナーに支払われる。
- 転借人の原状回復はサブリース会社が責任を持つ。
2010年代前半から、ローンの不正契約や訴訟など、悪質なサブリース会社も多く見受けられ社会問題となっています。