共有名義とは
不動産所有権名義を複数で所有することを言います。
共有持分とは
共有者が持つ権利の割合を持分といい、その不動産の名義を誰が、どのくらいの割合を所有しているかを示します。
共有名義のメリット
〇不動産購入時、共有名義にすることによって購入可能になる場合がございます。
〇共有持分のみを売却することは自由ですが、共有不動産全体を勝手に売却することはできません。
〇共有者が亡くなり、相続人がいない場合、その持分を所有することができます。
〇住宅ローン控除を2重に受けられる場合がございます。
〇売却するときの3,000万円特別控除を2重に受けられる場合がございます。
※控除の場合、要件等ございます。
共有名義のデメリット
●共有者の承諾を得ずに売却することができません。
●共有者が亡くなった場合、相続の対象となり、相続人が新たに共有者になります。
●不動産購入時、登記費用等、諸費用が余分にかかります。
●共有者がローンを払えなくなった時、様々な負担がかかります。